あんなえぢもね・こんなえぢもね

私と一緒の時間を過ごしているえぢともね。日々の暮らしの中で気づいたことを書いています。

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ばど美グラビアデビュー!~楽しく撮影に臨むため~

ばど美がついにグラビアデビュー!

一緒に暮らして4年になりますが、うちに来た頃はこんな素敵なチャンスが巡ってくるとは思ってもいませんでしたよ。
「女性自身」誌の長い歴史の中でもインコがグラビア3ページ渡って登場するのは初めてなのではないでしょうか(笑)

発売
(8月19日発売の女性自身)

企画を進めてくれたのは、ばど美と私が制作のお手伝いをし、現在も好評発売中である「インコ芸&おしゃべりレッスンBOOK」(日東書院本社)のライターKさんです。インコの行動やトレーニングに理解を示してくれるKさんとのお仕事はいつも楽しいっす。

企画の成功も大事ですが動物に負担がかかる仕事となってはいけません!今回もばど美がリラックスしてノリノリでできる環境を整えるにはどうしたらよいか、というところからスタートしました。

通常は「目新しいもの=怖い」となりがちな鳥達。これまでの社会化とトレーニングで「新しいもの=楽しいんじゃないか?」なばど美でさえ撮影を楽しめるための準備期間をたっぷり(一ヶ月弱あったかも)とってもらいました。

企画がGOになるとすぐ、撮影小物を集め始めました。いち早くばど美がなれて、それらの小物を対象に一瞬芸ができるようにトレーニングを進めるためです。

ポスト最初
(ポストを最初に見た時、自ら近寄って興味は示しているもののホッソイ:笑)

今回も主にクリッカーを使いました。私自身、ルアー(誘導)による方法も使わないわけではありませんが、やはり自発性を大切にしたクリッカートレーニングが、こんな場合にもむいています。新しいものに一瞬驚くけれど、これまでの経験から対象物克服をエキサイティングイベント(遊び)ととらえているばど美は、毎日のちょっとした練習時間が楽しそうでした。

片付けおこる
(道具をしまう時は不服そう。練習の終わりは悲しい知らせ。楽しいトレーニングの特徴です)

そしてもうひとつ、クリッカートレーニングの良い点は教えた行動だけでなく、インコが自分で考えついたクリエイティブな動きも見せてくれる点です。例えば、こんなもの。

枝豆
(撮影現場で出た枝豆の皿くわえる行動)

ビールを飲んでいるようにグラスに口をつける、持ち手部分を触るなどは事前に練習した動きですが、当日初めて見た枝豆の皿をくわえる行動には、居合わせたスタッフ全員大笑い。これはもともと予定していたショットではないので、ボツになるかもと思っていましたが採用になったようです。こうして見ると酒飲み過ぎ、酔っ払い感大ですね(笑)。

そんな、ばど美にも苦手があります。
足場となる床材。いつも慎重です。どの足場を使うことになるかわからないので、可能性のある床材は早めに入手して、その上を平気で歩けるように練習をします。

平気でいられなければ、その上で自信を持って一瞬芸をするのは難しいです!写真はシビアですから、怖がっていたり自信がなければ見ている相手にすぐに伝わります。

今回大失敗したのが、たいてい目の前(ケージの中にいる状態)で、新しいものを袋から出してゴソゴソしても大丈夫なばど美なのですが、いろいろな場面で使おうと思っていたスダレを出した時のばど美を近年珍しく驚かしてしまったようです。あちゃー!

ほっそーくなって、ケージのすみに寄って、疑い深そうな目で、そのスダレを見つめ、ケージ越しなのに絶対に近寄ろうとしません。しばらくそばに置いておけばなれるかと思ったけれど、もう食事もとらないくらいの(あの食いしん坊が!)レベルでした。

「まいったなぁ~。もっと気をつけてあげればよかった」と反省しつつ、大好きなトレーニングや食事の時間にあわせて、少しずつ距離を縮めました。おかげで一週間もすると腰は引けながらも、いろいろ動けるようになってきました。

すだれ
(かなり克服した後。得意な行動をスダレの上で行うことで、スダレへの苦手意識を減らすプロセス)

いったん克服してしまうと、もうまったく気にしなくなるばかりか「克服した!」という気持ちからなのか、かえって好きになってしまうケースが多いです。今回のスダレもすっかり自信満々でスダレを下に敷いて足場にしようが、壁材にしようが気にしなくなりました。

ビールセットで
(撮影に備え小物をいろいろあわせて普段どおりに振舞えるか確認!いい感じ)

もうひとつ心配していたのが「すし桶での水浴び」です。水浴びは完全にリラックスしたような状態でなければ通常しません。いくら以前会ったことがあるカメラマンさんやその他スタッフでも、撮影器材や複数の人間がいる中での水浴びは無理かと思っていました。

そんな懸念を事前に話すと、撮れない写真は無理して撮らなくも良いとのことだったので、私自身も構えることなくいられたのがよかったのかもしれません。体が濡れてしまうので、後のほうにまわしていたショットでしたが、背景準備と風呂桶の用意をするが早いか、入り込むが早いかのスピードで、即入水(笑)。

風呂
(びっくした、ばど美の大胆さ:笑)

雑誌に掲載されているばど美の姿で、当日の撮影現場がいかにリラックスしたものだったかがわかっていただけると思います!

D.I.N.G.O.で一貫してすすめてきたタレント犬トレーニングのノウハウは、そのまま鳥の撮影にも活かされました。

とかく「ミーハーまたは辛いきつい」と思われがちなタレント動物のトレーニング。

大先輩であるアン・ゴードン(D.I.N.G.O.のオープニングイベントでタレント犬トレーニング講師としてアメリカから招聘した二代目ベンジーのトレーナーでありエア・バディなど多くのハリウッド映画を手がけた人物)が強く語っていた事。

「動物撮影は決して動物に負担をしいるものであってはならない。動物も人も撮影を楽しめるように普段から科学的で人道的なトレーニングをしよう。そのために動物の事を知らない撮影スタッフがいるなら動物のニーズやその他必要な事を、その人たちに知らせるのは動物トレーナーであり、動物を守る立場であるあなたの責任である」

今でも大切に守っているつもりです。そんな気持ちを込めて、今回のばど美の作品(お仕事ぶり)を今も友人であるアンに届けるぞ。

可愛いらしい(たしかにかわいい。親ばかとしてはもう手放しで喜んでいる:笑)姿の背景に、そんな思いも詰まった作品です。タレント動物のトレーニングに興味のある方は特にそんな別の楽しみ方をしていただけたら嬉しいです!

まだ売ってると思うので、皆さん見てみてね~。
テキストもかなり笑えるよ!

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  1. 2014/08/20(水) 16:48:22|
  2. お仕事
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バード&スモールアニマルフェアでのデモ ~鳥達にとって楽しい経験にするための準備~

8月9日と10日はさいたまスーパーアリーナで開催されたバード&スモールアニマルフェアでクリッカートレーニングセミナーを開催しました。

1日1回50分。たくさんの来場者のある大きなイベントですが、犬の世界ではポピュラーなトレーニングも、鳥のイベントでは(そもそもそんなに多くないし)どんな風に受け入れられるのかと、まさに不安と期待が入りまじりです。

セミナーが始まる時間になると、そんな心配はどこへやら!セミナー開始前から扉の前にはたくさんのお客様が並んでくださって開場とほぼ同時に満席。そして立ち見で聞いてくださる方までいらっしゃいました。

「トレーニング」というと厳しい訓練のようなイメージもあり家庭の鳥には・・というご意見も耳にする中、楽しく遊びながらできるクリッカートレーニングに関心を持ってくださる方の多さに驚くと同時に、とても嬉しかったです。

フェア会場
(当日の会場です!)

セミナー

ばど美のクリッカートレーニングDVDと制作のお手伝いをした、現在好評発売中の「インコ芸&おしゃべりレッスンBOOK」(日東書院本社)もご紹介させていただきました。すでにお持ちの方や当日お買い求めくださった方も。

さて、実際のセミナーですが、話はクリッカーの基本となる理論と使用時の要点だけに絞りこみ簡潔にまとめ、フェイストゥフェイスならではのデモンストレーションをお見せしたいと思いました。

そして、今回のテーマ「デモを鳥達にとって楽しい経験にするために!」です。

犬達と一緒のお仕事でもそうですが、クリッカートレーニングの楽しさや正しく使うために必要な事をお伝えするために、そして何より大事にしているのは一緒に動くパートナー達がストレス少なく、「褒められるわ、おやつが食べられるわ、拍手されるわ」などの楽しい事満載の経験にするために、数日前から準備をします。

第一に考えるのは健康。いつもに増して排泄物の状態やご飯食べる具合や元気度チェックをしっかりします。睡眠時間も
たっぷりとれるように。

フェアばど美
(デモ慣れしているばど美でも、事前準備は怠らないよ)

そしてデモンストレーションする予定のものを軽くおさらいしておきます。やりすぎると疲れてしまったり飽きてしまったりするので、エクササイズ内容を思い出し、当日自信をもってできるくらいの状態でおしまい。

練習過程を見せるものに関しては、鳥達が「考える」様子を伝えるのが目的なので、対象となるものに慣らす程度にとどめます。知らない場所でまったく初めてのものを見て怖がらせるようなことがあってはいけません。興味を持つ程度にしておけば、「お!あれが出てきた」という状態から始められます。

デモンストレーション会場では鳥の逸走などの事故がないように、主催者や会場担当者と安全のための打ち合わせもしっかりしておきます。当日会場入りしてからの控え室や雰囲気ならしのための場所も確認しておきます。

実際にセミナーが始まると、話をしながら鳥の様子を観察しています。落ち着いているか、怖がっている様子はないか。数羽連れていってる場合には、会場の雰囲気を見ながら、どの子なら一緒に楽しくできそうかなーなども。

こういったいろいろな準備をするので、楽しいイベントとはいえ、無事に終わると心地よい疲労感ではありますが、もう芯からグッタリです(笑)。

今回はセキセイインコのポリーちゃんとコザクラインコの翡翠君が、デモンストレーションのお手伝いをしてくれたのも、とても嬉しかったです。鳥のためのクリッカートレーニングとしてセミナーを始めてから2年弱になると思いますが、大きな舞台で一緒にデモをしてくれる仲間が、こんなに短時間でできるとは思っていませんでした。本当に心強いです。そして、これからこういった仲間が増えそうなのも楽しみです。

フェアポリーちゃん
(心強いデモ仲間。芸達者のポリーちゃんとママさんは素敵なペアです)

セミナーを聞いてくださった方から「実際に見てみたらわかりやすかった。早速おうちの鳥さん達とやってみたら上手くいった!」といった内容のメールやメッセージなどを複数いただきました。がんばってよかったねー!と鳥達と喜びあえる瞬間です。

ご参加くださった皆様、本当にありがとうございました!
  1. 2014/08/15(金) 10:17:34|
  2. お仕事
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病院はどんな場所?

今日はイぼちゃの健康診断に行ってきました。

内弁慶(笑)なイぼちゃ。
病院にいくと、いつもの威勢のよさはすっかりナリを潜めます。
「おとなしい、抵抗しない」なので、たいてい「噛まなくて良い子」と評価されたりするのですが、こんなときこそ要注意。

静かなのにも、自信があって落ち着いておとなしい系と怖くて積極的行動を起こせない系があると思います。
イぼちゃはどちらかというと後者。
社会経験のすくない子はこちらのパターンが多い気がします。

そんな背景があるので、通院の際は「病院は嫌なことしか起きない場所だ」という固定的な考えを持たせてしまう状況を作るのはできるだけ避ける努力をします。

で、今日してみた事。

大好きなカインとデート!という設定。
他の連れずに2羽だけそれぞれのお出かけキャリーにいれました。
出発前から2羽のキャリーを隣どうしに並べ楽しいを演出。
(イぼちゃより「お出かけ&病院なれ」しているカインには申し訳ないけど協力してもらいます!)

移動中の車内でも隣どうしにキャリーをセット。
歌をうたうカインを、イぼちゃはいつものエロ目で見つめてました(笑)

病院待合室で、ちょっと怖くなった様子のイぼちゃは敷き紙の下に入り込んでしまいましたが、(おそらく)カインがいるのでチラチラ顔を出してます。

イぼちゃ病院1
(やっぱり怖い)

診察室に入る時も2羽一緒。
キャリーは並べたままです。

最初の診察は病院慣れしていて過剰な反応はしないカイン。
先日の怪我の予後を診てもらいましたが、すっかり回復しておりこちらは問題なし。
混乱もなくひととおりの診察を終えた後、カインはキャリー内に戻します。

さて、次はイぼちゃ。

先生の手がキャリー内に入り込むとさすがに怖そうに逃げようとします。
「やたらと噛みませんが追い詰められると噛むかもしれません」と一言付け加えると、察しの良い先生はすぐに保定の際の緩和剤となるティッシュペーパーを用いて(大型の鳥さんのタオルのように)上手にソフトにイぼちゃを保定。

あとは手際よく必要なことをすませてくれました。
途中イぼちゃも暴れたりすることなく落ち着いて診察や検査を受けられました。

そしてなんと驚いたことに、キャリーに戻した直後に、そのままの足でご飯を食べにいきましたよ!診察直後にご飯を食べるのは、ばど美でさえしたことがありません(診察室でおやつをあげれば食べるのは確認済みだけど)。

イぼちゃ病院2
(メシうまい)

診察で受けた扱いが大きなストレスになっていなかった様子です。

犬や猫では対応してくれている病院もありますが、今後鳥の病院でも、「お出かけ先は病院だけれども、そこでは怖い診察はなくおしゃべりとオヤツもらうだけ」などの鳥達に病院訪問は楽しい!を印象付けられるようなプログラムができたらいいなと思います。

帰宅後も「おでかけ=嫌な思い」につながらないように、病院に行った日はいつもより少し気をつけて見ているようにします。
イぼちゃ病院3

放鳥時には、手に乗ったらご褒美や多めの褒め言葉等の声かけ。
オイデの合図で戻ってきたら、これまたご褒美や言葉の声かけ。
これは病院でうけた保定により手に良くない印象がついていないかの確認と念のための手を好きでいてもらうためのフォローです。

健康診断の時に年に1度(まだ若いので)お願いしている血液検査もしました。血液を採ったであろう首周りを多少気にしているようなので、そこばかりいじくらないように継続的に気をつけなきゃですが、他は行動的には大丈夫そうです。

さて、肝心の結果ですが、異常なしの健康ちゃん!
安心しました。

普段の様子から健康な事は予想できましたが「備えあれば憂いなし」。
プロの目と科学的な数値=獣医師の診断と血液検査などの結果
これを定期的にしておりデータさえあれば、何かあった時に異常に気づきやすいです。
正常な状態がわからなければ、異常はわかりませんからね。

行動も健康も、普段のケアが大切です!
今回は、「病院嫌いにさせないためにしていること」を紹介してみました。
  1. 2014/08/11(月) 19:02:35|
  2. 暮らし
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しつけ教室なんていらない!?

こんな仕事をしながら時々「しつけ教室なんかいらないよねー!」という暴言を吐いたりします。

犬も鳥も(他の動物ももちろん)、そこに必要性を感じれば自分で覚えていくんです。そして、それを得るための最速かつ最良の方法だってアッという間に覚えてしまいます。

朝のばど美のルーティン。

体重多め(苦笑)だし、健康管理のための毎日の体重測定は必須です。
空腹時の体重を基準にしているので、カバーをとってケージの扉をあけたら最初にするのが体重計の上にある止まり木に乗ること。

日課1
(体重測定中のばど美)

体重をはかりおわる前にモジモジ動いたり、はやく食事にありつこうとケージに戻ってしまったら、ルーティーンの先に進めません。

最初は、ケージから連れ戻して止まり木に乗せたりしていましたが、途中からルールがわかってきたようなので、ひたすら待つことにしました。

すると、ばど美はどうしたと思いますか?

行動学をきちんと理解している方は容易に想像がつくと思いますが、モジモジ動きや止まり木から離れてしまうという動きは減少し、今はOKが出るまでジッとしています。

この「待て」を教える(=ばど美が覚える)まで、私は一切声をかけていません。
食事を食べたいという強い動機があるので、そのために必要な事は自分で学ぶのです。

繰り返しになりますが、そのために必要なのは、このケースでいえば「止まり木の上で体重測定が終わるまでジッとしている」事。

数回の間違い(モジモジ動きとケージイン)によりほしい結果が手に入らない、または手に入るまでに時間がかかるのなら、最速なのはその二つをやめることです。

私がしたのは、ばど美がその結論にたどり着いた時にタイミングよく、ばど美の望んでいた報酬(朝ごはん)を差し上げる(笑)だけで良いわけです。


日課2
OKの後は、この位置にくれば朝ごはんが出るのを知ってます。

褒めも叱りも失敗もなく淡々と進んだこの学習。
使ったのは正の強化と負の弱化の理論のみ。

動物に何か教えていて、長い時間がかかったり失敗が続くなら、どこかで誤解があるはずです。どのケースも、上記のものほど短時間ですむわけではありませんが、理論そのものはシンプルです。

これを「しつけ」「トレーニング」「コミュニケーション」「家族のお約束」「うちの子おりこう」。どんな呼び方をしても構いませんが、学習には上記のような理論が背景にあるということさえ、一緒に暮らす人間が知っていれば、ややこしい「しつけ論」などに頭を悩ます必要もなく、何年間も困った行動を直したいためだけに通うしつけ教室に行く必要もありません。

そんな時間を大切な愛犬や愛鳥と別の楽しみのために使いましょう。

ます最初に人間がしっかり学べる場所を探してください。
それから動物とむきあうと毎日のコミュニケーションは、もっと奥深く楽しいものになるでしょう。
  1. 2014/08/03(日) 21:45:58|
  2. コミュニケーション
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カインの怪我

先日カインがとんでもない怪我をしました。

ケージ扉

エサいれの扉わっかになっている部分に足環が引っかかってしまったのです。
どうやって入ってしまったのかはわかりませんが、本鳥はパニックになって暴れていました。足がねじれているように見えたし、出血もしていました。
呼吸は荒くなりショック状態になってしまってもおかしくなかったと思います。

いざとなると人間は不思議です。
もちろん一瞬は驚いたものの、そこからはスーッと落ち着いてきました。
最悪のことも頭をよぎりながら、いつもはへたくそな保定も迷いもなくがっちりと。
パニックになっているので、手当たり次第に私の手をガブガブします。
力の加減もないので、支える指も傷だらけ。
これも不思議ですが、こんな時には痛みもほとんど感じません。

手を離してしまえば、さらに騒ぎ出す事は間違いないなくダメージはさらに大きくなると考えたのです。私が落ち着けばカインも安心してくれるだろうとひたすら願っていました。やがて呼吸も動きもだいぶ落ち着いてきたので、しっかり体を支えたまま、ケージをペンチで切って引っ掛かりをはずすことに専念。スルッと入ったものは、スルッと取れてしまいます。

そこからまだ呼吸の荒いカインを片手にかかりつけの病院に電話をしました。
時間外も時間外。11時半を過ぎていたと思います。
さすがにこんな時間は無理だろうとあきらめつつ、留守番電話に伝言を残しました。

徐々に手を緩めダメージを自分なりにチェックしてみると、骨は折れていないようにみえますが、足はまったく下につきません。ひねったり暴れたりしたので、足には傷が見えます。よく見えませんが、羽からも出血しているようです。ただポタポタたれてくるようなことはないので止まっているのかなと思いました。

そんなことをしながら、翌日の朝いちばんで病院へ連れて行こう、でもそれまでには足が腫れてしまって足環がくいこんでしまうだろうな、壊死などになりませんように・・などと考えていました。

そんな時電話が鳴りました。もう電話をひっつかむ勢いで取ったところ、病院の先生から。12時もすぎていましたが、その時間からでも診てくれるとのこと。神様かと思いました。到着するとそんな時間だというのに嫌な顔もせず、本当に丁寧に診てくださいました。

骨は折れていないように見えるとのことで、その晩は悪化を防ぐための処置をしてくださいました。レントゲンを含め詳しい事は、翌日足環をはずして、ということで、そのまま入院。翌日から神戸に出張というスケジュールだったので、どれだけ安心できたことか。その後家に着いて時計を見ると2時。本当に先生の優しい対応に感謝の気持ちで一杯でした。

翌日神戸に行く前に電話連絡をすると、幸い骨折はもちろん骨の異常は見受けられないとのこと。暴れてできた傷が治れば普通に戻るでしょう、とのことでした。

神戸からも何度か電話をいれて様子を聞きましたが順調に回復しているとの事で安心して仕事に専念できました。

そして神戸から戻って早速のお迎え。
退院

いつも写真の顔が無愛想なもにへも嬉しそうに見えます。
カインも落ち着いてます。

退院後数日経過しましたが順調に回復しています。
もらってきた薬も明日でおしまい。

まだ怪我した側(右)の足と羽をかばう様子は見られますが、右足だけで止まり木に立ってグルーミングもできているので大丈夫でしょう。そろそろケージに戻れるかな。

今年は大病をしたり、めったにないような形での怪我をして。どちらも命を落としてもおかしくない状況でしたが、こうしてまだ生きているということは運が悪いように見えて、実は運の強い子なんだと思います。そして、きっとカインにはまだこの世でしなければならないことが残っているのでしょう。

今回私のことで言えば、普段なら動揺して思い浮かばない事やできそうもないこともできることに驚きました。これもアドレナリンのなせる技、いわゆる火事場のばか力。とにかく、あの状況から最小限ともいえるくらいのダメージで助け出せてよかった!
  1. 2014/08/01(金) 09:42:37|
  2. トリ
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