あんなえぢもね・こんなえぢもね

私と一緒の時間を過ごしているえぢともね。日々の暮らしの中で気づいたことを書いています。

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「個性」として考えてみる

「普通」って難しい。
普通っていう言葉を聞くたびに(偏屈な)私は誰が決めた「普通」なの?と思ってしまう。
たくさんいる仲間の中の平均的なものを「普通」というのかもしれない。
純血種なんかだとショーでの、その種の「スタンダード」という言葉が使われる。
犬や鳥(今自分が主に関わっている動物でいえば)の飼育本には「特性や特徴」といって掲載されている。

そもそもの間違いやお悩み、動物との関係悪化は、ここからうまれるといっても過言ではないと思う。

この「普通」に当てはまらないから、うちの子は悪い子なんじゃないか?問題児なんじゃないか?どこか異常があるんじゃないか?「普通」を見る(評価する)基準にすると、多くがそことのズレ感に悩むことになる。

たしかに純血種の場合には、飼育書に書かれているような基準が参考にはなる。特にある作業目的があって繁殖されたような場合や(特に鳥であれば)自然界での生態に即して書いてある場合には、その行動や特性が強く出る傾向があるから。ただ、その書かれている事に妄信的になってはいけないと思う。参考程度として見ておくのが良い。

「普通」と比べて一喜一憂するより、目の前にあるものや起きている事すべてを自分の目でしっかり「観察」し、それらを個性としてとらえて接するという提案をしたい。

私の犬は代々ラブラドールで現在3代目。鳥ではオカメインコが3羽いる。

久しぶりにテスもえぢも登場させてみよう(笑)。
テス
(テス)

えぢ
(えぢ)

モネ
(もね)

3頭、3羽、それぞれ同種であるけれど、まったくといっていいくらいそれぞれタイプが異なる。
仕事柄、生活を共にしたことはないけれど、同種の犬も鳥もたくさん会って一緒に過ごす機会がある。
当然だけれど飼育書や生態について書かれているものに近い部分のある子もいるし、そうでない子もいる。

どの子もさまざまな(長所短所)面を持っている。
フレンドリーな側面も攻撃的な側面も。
関わり方で、どの面がどんな風にあらわれるかは常に変化する。
また、それは永遠のものではなく、その日その時で変化する。
それにどう対処するかに不可欠なのは、特性や特徴からとらえて目の前にいる子との行動を比べることではなく、その子を観察することによって「現状を正しく把握すること」。

観察する時には、擬人化した感情を伴った判断をするのではなく、冷静に行動(ボディランゲージやしぐさ)のみを見ていくと、かえって気持ちがみえやすくなる。それに応じて対応を考えることで、関係が良くなることが多い。

最近、犬の世界ではボディランゲージをしっかり観察して気持ちを把握しようという流れになってきているのが嬉しい。
私がトレーニングを始めた20年近く前では、犬にやさしいといわれた当時のイギリスでさえ、それほど一般的に考慮されているものではなかった。あのテゥーリッド・ルガースの考えや名前がようやく知られるようになってきたくらいだ。鳥の世界も、もっともっと鳥の観察やボディランゲージにスポットをあてた出版物や考え方が広まるのが理想的。

問題行動などへの対処はもちろんのこと、単に仲良くなりたい!という場合にも、最も大切な人間が身につけると良いスキルだと、いつも思っている。

十人十色、個性がいっぱい。
特徴や特性ではなく、「個性を把握する」ことの大事さを伝えていきたいよ。


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  1. 2014/09/14(日) 17:31:29|
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しつけ教室なんていらない!?

こんな仕事をしながら時々「しつけ教室なんかいらないよねー!」という暴言を吐いたりします。

犬も鳥も(他の動物ももちろん)、そこに必要性を感じれば自分で覚えていくんです。そして、それを得るための最速かつ最良の方法だってアッという間に覚えてしまいます。

朝のばど美のルーティン。

体重多め(苦笑)だし、健康管理のための毎日の体重測定は必須です。
空腹時の体重を基準にしているので、カバーをとってケージの扉をあけたら最初にするのが体重計の上にある止まり木に乗ること。

日課1
(体重測定中のばど美)

体重をはかりおわる前にモジモジ動いたり、はやく食事にありつこうとケージに戻ってしまったら、ルーティーンの先に進めません。

最初は、ケージから連れ戻して止まり木に乗せたりしていましたが、途中からルールがわかってきたようなので、ひたすら待つことにしました。

すると、ばど美はどうしたと思いますか?

行動学をきちんと理解している方は容易に想像がつくと思いますが、モジモジ動きや止まり木から離れてしまうという動きは減少し、今はOKが出るまでジッとしています。

この「待て」を教える(=ばど美が覚える)まで、私は一切声をかけていません。
食事を食べたいという強い動機があるので、そのために必要な事は自分で学ぶのです。

繰り返しになりますが、そのために必要なのは、このケースでいえば「止まり木の上で体重測定が終わるまでジッとしている」事。

数回の間違い(モジモジ動きとケージイン)によりほしい結果が手に入らない、または手に入るまでに時間がかかるのなら、最速なのはその二つをやめることです。

私がしたのは、ばど美がその結論にたどり着いた時にタイミングよく、ばど美の望んでいた報酬(朝ごはん)を差し上げる(笑)だけで良いわけです。


日課2
OKの後は、この位置にくれば朝ごはんが出るのを知ってます。

褒めも叱りも失敗もなく淡々と進んだこの学習。
使ったのは正の強化と負の弱化の理論のみ。

動物に何か教えていて、長い時間がかかったり失敗が続くなら、どこかで誤解があるはずです。どのケースも、上記のものほど短時間ですむわけではありませんが、理論そのものはシンプルです。

これを「しつけ」「トレーニング」「コミュニケーション」「家族のお約束」「うちの子おりこう」。どんな呼び方をしても構いませんが、学習には上記のような理論が背景にあるということさえ、一緒に暮らす人間が知っていれば、ややこしい「しつけ論」などに頭を悩ます必要もなく、何年間も困った行動を直したいためだけに通うしつけ教室に行く必要もありません。

そんな時間を大切な愛犬や愛鳥と別の楽しみのために使いましょう。

ます最初に人間がしっかり学べる場所を探してください。
それから動物とむきあうと毎日のコミュニケーションは、もっと奥深く楽しいものになるでしょう。
  1. 2014/08/03(日) 21:45:58|
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小さなステップ!大きな喜び!

鳥の世界ではカキカキという頭を指で「かく」動作。

軽く立てた指で鳥の頭を「かく」と、鳥が気持ちよさそうな顔を見せてくれる。
そんな顔を見たり、指先に鳥のほんのり暖かさを感じている、人間も本当に気持ちが良い。

一見なんでもないことのようだし、なんの問題もなくできる子もいる。
実際我が家も、他の鳥達とはできる。

しかし、イぼちゃとはできなかった。
3ヶ月齢くらいになるまで完全に鳥の親に育てられ、兄弟親共に暮らしてたイぼちゃ。
同居鳥達もみんな人との関わりほとんどなし。
人間との接点は、餌を与えられる時とケージと掃除の時に現れる手。
(そしてそれを恐れて、ケージ内を飛び回る同居鳥達)
そして、一日数回ケージの前を通る人間の脚を目にする程度。
ケージの外に出る事があっても、戻る時は手でつかまれるなど。
そんな、いわゆる「あら」の状態で、我が家にやってきたイぼちゃ。

このブログでもたびたび紹介してきたけれど、少しずつ関係を深めてきたつもり。

常に心がけていることは、あくまでもイぼちゃのペースを尊重すること。
そして無理強いしないこと。

手を伸ばせば、かわいいイぼちゃの頭はすぐそこ。
かわいい顔で見上げられると、ついグリグリしたくなる気持ちをグッとこらえてきた。

体の接触をだいぶ受け入れてくれるようになった。
背中の匂いをかがせてくれたり(鳥はいいにおいなんです)、くつろぐ場所として私の手の上とか。でも指先はあいかわらずの苦手。

そんな中の最近の嬉しい変化のご報告だよん。

以下の写真は。小さい小さい変化なのでサイン好きの人のみかな、楽しめるの(笑)。

ごり1
自分から私の指に右ほほを寄せてくるようになった。
初めはごく軽いボディタッチのような短時間。

ごり2
次の変化。より頭を深く下げるようになった。
私は指によるプレッシャーが少ないようにと、わりとオープンめにまったく動かさずにおいてる。

ごり3
次の進歩。意識して指を内側に丸め込んでおいたところ。そこに頭を深くさげてきた。ここでも最初は指を一切動かさず。これを数日続けたあと、やっとイぼちゃの様子をみながら指をすこーしだけ内側に向けて動かしてみた。

ごり4
そのうち自分から強く頭を押し付けてくるように。これが最初に見られたときは嬉しくてグリグリしたくなるのをこらえ、自分の指は一切動かさずいることに注意した。こういった動きが繰り返しみられるようになった頃に、接触している人差し指だけ2回ほど前後にゆらしてみた。

こんな風に接触した後は、自分でもドキドキするのか、すぐに飛び去り、その後は興奮したようにまわりのおもちゃを激しく咬んだり乱暴に遊んだりしていた。

などと、日々イぼちゃの様子をみながら、少しずつつかまったりしない、ここは安全で気持ちが良い場所という認識をしてもらえるように距離を縮めていった結果、ついにこんな日が!

ごり5
クローズした指の内側に自分から頭を深く埋めてじっとしている。
これまでのステップアップの中でじっとしている時には、私が指を動かすというルールになっていたはずなので、頭をワシャワシャしてみた。じっとしている。じーん。

*********

イぼちゃが「噛む」と私もよく冗談で言うけれど、まじめな事を言えば、理由がなければ決して噛まない。
むしろ「噛む」ことに関しては、非常に礼儀正しい。

回避

これは私が背中のにおいをかごうと背中に鼻を近づけた時の様子。
最初は親指の上でリラックスしていたのに、私が鼻を近づけるから(私悪い:笑)、
徐々に自分が指からずり落ちていき顔をそむけたりすることで、してほしくない事を私に伝えてくれている。

本当に上手にサインを送ってくれる。
これらを無視、また気づかないでいれば、当然だけれども、「噛む」という事で嫌だというメッセージを伝えてくるか、その場から飛んで立ち去ることができれば飛び去る。

*********

イぼちゃは好奇心旺盛だけれども、まわりの動きや相手の態度には敏感。
からだも小さいので、おそらく人間の指先の動き数ミリでも、イぼちゃにとっては大きな動き。
自分の体の動きや、相手にプレッシャーをかけない姿勢や呼吸のスキルアップには、とても良い先生になってくれている。

イぼちゃのQOLや今後の楽しみのためにも、こんな機会を私とだけでなく、他の人たちとも練習をしていけたらと思う。どなたか協力者募集中(笑)。
  1. 2014/04/17(木) 18:01:09|
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歯医者さんに学ぶ! 動物達との短時間での信頼関係の築き方

最近真面目に歯の治療に通い出した。今まで何度かちゃんと続ける事にチャレンジしたけど、いつも挫折の繰り返し。しかし今回ばかりは続いてる。

なぜでしょう?

私がもっとも尊敬する犬からのメッセージの聞き手の一人であるTタッチのデビー・ポッツ。彼女とは10年以上の付き合いだ。本も訳したが、数々のTタッチセミナーで通訳やハンドリングのヘルプをしてきたため、彼女が犬にふれる様子を間近でみる機会が頻繁にあった。

怖がりの犬も、これまで飼い主にでさえ体を触らせなかった犬も、触ると噛むといわれる犬も、彼女が向き合うと、短時間のうちに単に体を触らせるようになるだけでなく、たいへんリラックスした様子になり、いわゆる信頼感のようなものを見せるようになる。

近くで見ているとわかるけれども、デビーは犬達のどんな小さな変化も見逃さず、それにきちんと対応する。

表情、呼吸、筋肉の小さな動き。毎回、触れている手を止めたり、位置を移動したり、優しく声かけしたり…。まさしく犬の「声なき声」を聞いている。

歯医者に学ぶ
(信頼してるのかな、この2人...)

それを身をもって体験させてくれたのが、今回担当してくれてる歯科医師。

目の上にはタオルによる目隠し、口の中には治療器具、いくら「痛かったら言ってください」と言われたって「これじゃ言えねーよ」。そんな不安いっぱいな中で受ける治療。

もう心臓バクバク。歯が治る前に心臓発作でどうにかなってもおかしくないような初回の処置より一貫して医師の態度は変わらない。

これから何をするか優しく明るくリラックスした様子で説明する。私の表情(といっても出てるのは口の周りだけだけどね)、呼吸、体の緊張など、痛いからではなく、痛いかもしれないとか怖いと思った瞬間におきる体の変化にすぐさま、手を止めたり「大丈夫ですか?」と声かけしてくれたりする。

ほら、これってデビーの犬への対応と一緒じゃない?

こんな細やかな対応をされると、何が起きるか?

「この人は無理しない。何も言ってもいないうちから、小さな体の変化に素早く反応してくれる。もうすべて任せよう」という絶大な信頼感を持つようになる。これが驚くほどの短時間でおきた。

大げさかもしれないけど、どんな言葉よりも深く確かな信頼感が会って間もない歯科医師に対してうまれた。そしてこれは回を重ねるごとに深まり、今では「もう好きなようにやっちゃって」状態(笑)。

まさかこの年齢まで大嫌いだった、とても苦手で考えるだけで憂鬱だった歯科医師に対してこんなふうに思えるようになるとは思わなかった。もっと早く出会いたかった(恋愛か:笑)

今回私が感じたように、犬や鳥たち(もちろんその他の動物も)も感じるんだと思う。

おかしな患者と思われたかもしれないが自分の感じた事をを医師に伝えると、「それはありがとうございます。私だって怖いですから」と意外とも思えた返事。怖いから用心深く相手の出方をみて動く。

おぉ!そこなのだよ、そこ。私達と接する動物達も特に最初は怖いはず。そして私達だって(「怖い」の解釈が様々なので、そこには今回言及しないけど) 相手の出方をみながら用心深く行動しなくちゃいけないんだ。

自分の強さを見せるため、もしくは自信のあるところを見せるため、力で相手の反応をおさえたり叱ったりというのは、深い信頼関係を築くためには遠回り!この人は無理をする、怖い、近寄らないに限る…となるよね。

動物達が私達に発する小さな「声にならない声」にこそ注意深く耳を傾け、そのメッセージは聞こえてるよと伝える事の大切さをあらためて感じた貴重な体験でした~。
  1. 2013/11/26(火) 13:54:41|
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得意なキューを感情抑制に役立てよう!

再びの感情抑制のお話だよ。

下の3枚

感情にキュー
超大好きな遊び。
巣作りにも通じるキッチンペーパー、齧りーの破きーのもぐりこみーの。
この顔、この状態で手を出すと、ほぼ噛まれる。

感情にキュー2
そこで、よく知ってる合図(オイデ)出してみる。
音がした途端、表情に変化。
野生から知性へ(笑)。
考えてるので、このまま待つこと約2分。

感情にキュー3
乗った!

嫌なものを遠ざける際の「噛む」という行動を通した気持ちの伝達方法は、有効なだけに使い始めると頻繁になり、なかば習慣化してしまう。
だから「噛む」経験は、できるだけさせないように気をつかう。

そんな時のために、イぼちゃの「オイデ」のような合図を作っておく事をお勧めします!
さらに、先日ここでも書きましたが、「オイデ」がきっかけで半そで素肌の克服が簡単にできた話。これを今度は他人でもやってみようと思いました。

協力者(私の古くからの友人)が現れたので、さっそくトライ。

私以外の人から「オイデ」の合図が出されるのは初めて!
そしてその人は半そで素肌。

どうかな・・・と思いつつ、私と同じ形で合図をだしてもらう。
言葉による指示より、腕の伸ばし方やオイデの前に出しているトントンという音が、イぼちゃにとってのわかりやすい合図だと思うので、そうしてもらった。

初めての私以外の人からの合図、そしてその人は半そで素肌。はじめはとまどいを見せていたイぼちゃだったけど、数回チャレンジしているうちに、ついに行った!偉い!

イぼちゃ他人とオイデ
(写真だよ。飛んでいくイぼちゃ)



誰とでもルールは同じというのを伝えることをトレーニングの目標のひとつにしているので、これは嬉しい。イぼちゃも楽しそうだけど、私も楽しかったし嬉しかった。

なれてきてからは二人で呼び合い鷹匠もごっごしてみた(笑)。

ぜひ、皆さんも、こんな合図を作って感情抑制や苦手克服に役立ててください。
犬にも鳥にも有効ですよ。
  1. 2013/10/01(火) 00:21:12|
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